若宮一樹

学生時代（小、中、高）は野球づけの毎日。しかし、実は幼いころから、大のプロレス好き。
昼の休みは、体育館でのプロレスが日課。そんなプロレスラーを夢見る、プロレス小僧でした。
しかし身長168cm、体重60kgと、身体が小さかったため、夢を諦めざるをえませんでした。

社会人になった頃、格闘技通信（雑誌）でキックボクシングに投げ技を加えた格闘技「シュートボクシング」の存在を知り、東京にあるシーザージムまで足を運んだ。 入門しようと思ったが、そこで愛知県にもジムがあることを教えてもらう。
そして、1987年に愛知県春日井市の風吹ジムに入門。シュートボクシング人生スタート！

アマチュアで28戦23勝5敗の戦績を残し、1990年5月30日大阪でプロデビューを果たす。
ビッグチャンスが訪れたのは、入門から4年後。タイトルマッチがチャンピオンの怪我でなくなり、ランキング1位の選手の対戦相手が見つからない。そこで、当時ノーランカーであった若宮にオファーが来る。 結果はなんと1ラウンドKO勝ち（日本ランキング入り）！半年後のリターンマッチにも完勝！そして1991年10月5日、初のタイトルマッチに挑み、みごと2ラウンドKO勝ち、日本チャンピンになる。

以降、ボクシング、キックボクシング、ムエタイ、ドラッカとの交流戦などを含め21試合戦う。
22戦目の前田戦で判定負け。トップ選手としての限界を感じ、引退を決意。
2000年4月7日　森谷戦を最後に現役引退。2008年まで風吹ジムでトレーナーを務め、同年4月愛知県犬山市に念願の常設ジムInspire-Sをオープン！